腸脳相関

昔からストレスがかかるとお腹に来るほうでした

 

緊張やプレッシャーがかかるとお腹がゆるくなる

 

とはいえ、そういうものだと思っていたので、

具体的な対策をしたことはありませんでした。

 

腸脳相関と言う言葉を聞いたのも、ここ十年くらいのような気がします。

とはいえ、本格的な対応をしだしたのも、実際には去年一昨年くらいからでしょうか。

 

ひとつ大きく自分の中で腑に落ちたのは、「人類ではカロリーベースでは飢餓から脱却できつつ有るが、その他の重要な栄養素は不要のものとして切り捨てたため、

別の問題が出ている、それが、精製しすぎたための、食物繊維の不足」という言説でした。

 

健康の為にお手軽な糖質制限用のチキンを出来合いで買ったり、

健康のためにと思って野菜ジュースやフルールジュースを飲んでいましたが、

あぁ、痩せないし健康にならないのは「加工しすぎ」だからなのか、

と納得できました。

 

今は健康な食事に気をつけています、

まだまだ改善途中ではありますが、

脂っこい外食もほとんどしなくなり。

家で食べるものはロジカルクッキングが基本なので、

基本、野菜や鶏肉はまるごと食べていますし、

油は少量のオリーブオイルなどのみで、焼き物は自分の脂で勝手に焼けてくれ、

追加分が要らなくなり、サラダ油はキッチンから消えてそろそろ2年になりそうです。

 

近年の科学の解明は凄まじく、人体の領域にも新たな知見が積み上がっています。

トピックなのは、脳が主人で他の臓器は従属だと思われていた五臓六腑は、

それぞれ独自で活動判断できる他、腸から脳へ、腎臓から脳へなど、

主従ではなく、相互に複雑な情報伝達を行っている事が分かってきました。

 

特に腸は消化吸収を担い、ヒト以前の太古の原始生物の頃から、

「消化する・消化しない・排泄する」 などの判断をしているハズですから、

腸が生き物にとっての最初の脳とも言えるようです。

そういったワケで、即座に問題解決に近づかないのがもどかしいですが、

「腸を整えて元気な脳を作っていこう」と自分を納得させながら、

実家から渡され冷蔵庫に入り切らない大量の野菜を眺める夜でした。

 

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だから作りすぎなんだってば・・・

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